登山計画書作成のポイントは   「第三者が見ても歩くルートや予定行動がわかるようにする」    (万が一遭難しても、捜索・救助する側に立って     捜索しやすいように計画書に臭いを残しておく)   「5W1Hを使って計画する」     What・・・What for 何のため(登山の目的)     Who・・・誰が(登山をするメンバーの連絡先や生年月日、血液型、             役割等)     Where・・どこに(登山する予定のルートとエスケープルート)     When・・・いつ(登山期間、予備日、行動予定時刻)     Which・・どちらに(悪天やトラブルの際どう判断するのか)     How・・・How to どんな方法で(どんな装備で、どんなやり方で)  そんなところかな。人によって若干解釈が違うけれど・・・。  しかし言えることは、安全登山の成功は、登山計画が半分以上を占める  ということでしょう。  その日に思いついて登山することは「自由」「冒険」でなく「無謀」。  登山は安全管理された場所で遊ぶ「旅行」でなく、  管理されていない危険要素の世界で遊ばせてもらう「スポーツ」ですから、  そこに入るためには、   「意欲(あそこに行きたい、あんな登り方をしたいというモチベーション)」   「事前準備(上記登山計画)」   「トレーニング」(肉体的体力や精神的体力、そして経験)  が必要不可欠なのです。  ですから登山計画書のメンバー同士による作り込みは絶対必要です。  計画書が完成したら次は提出です。  提出先は   ・山行管理局全員   ・山域所轄警察署地域課(入山口の登山計画書届出ポストまたは警察署地域課    に直接FAXか郵送、メールで送る)   ・できれば家族に知らせておく    そして下山後忘れてならないのが  「予定通り無事下界(安全圏)に降りてきましたよぉ〜」という下山連絡です。  これを指定時間内に忘れると、会は「遭難した可能性がある」と判断し  捜索・救助体制を敷くことになります。  最後に、自分たちの登った余韻がさめない(記憶や記録がある)うちに  記録を残しておきましょう。  そしてそれを会員に残しておいて下さい。  カモでは最近の山行記録を、独自のシステムで記録してもらってます。  記録を書くこと、感想を書くことによって  初めてその山行が自分の肥やしになる、と僕は信じて止みません。  ただ「よかった〜」とか「辛かった〜」で終わってしまうと  1年も経たないうちに記憶は風化し  どこをどういう風に、どんな気持ちで行ったかさえ忘れてしまうものです。  身体だけが覚えていればよいなんて言うほど、登山は低次元のスポーツでは  ないと思っています。  そして会員に伝えることで、次にそこに行く人たちの目安になりますし  「山岳会の財産」として初めて光り始める玉石となりうるのです。